一関市及川 実幸 |
経営概要
就農時:乳用牛25頭、肉用牛1頭 技術習得先 親・先進農家等 農地 牧草地(自作地10ha、借地15ha) 活用した資金・事業 青年就農給付金(経営開始型) 、地域経営資源継承支援事業(岩手県農業公社) 就農計画作成指導 一関市 主な販売先 JAいわて平泉 労力 2人(本人、父) 資本装備 牛舎2棟、堆肥舎1棟、トラクター2台、フォークリフト1台、トラック1台 |
高等学校を卒業後、ガソリンスタンドや中古車販売店の勤務等を経て、いわて門崎丑牧場に5年間程勤務し、牛の運搬や肥育・繁殖飼養管理業務に従事。兄が水稲受託+野菜部門で独立し、家族内での話し合いによって、次男である本人が酪農経営を継承することとした。
いわて門崎丑牧場に勤務している間に家庭を持ち、現在一関市内の貸家に居住している。就農してから現在まで藤沢町の牛舎に通勤農業を継続している。就農に際して、青年就農給付金(経営開始型)の交付を受けている。
酪農は、作業をしっかりスケジュール管理することによって、日中に子供たちと触れ合う時間を確保することができる。保育園の行事には、できるだけ夫婦で参加するようにしている。
粗飼料基盤は、地域の水田を借地利用し、牧草地を確保している。コストダウンを図るため、配合飼料を減らし、主にビール粕を原料とするエコフィード飼料を積極的に利用している。酪農経営に加えて新たに肉用牛繁殖にも取り組み、就農時から順調に経営規模を拡大してきている。
ホルスタインクラブ(一関市内における20~50代の有志若手酪農家30名程による組織)で、積極的に情報共有し、共通の課題について相談・研究している。関係機関による個別巡回と個別面談が定期的に実施され、技術面や経営面の助言と指導を受けている。
現在は父と二人三脚で酪農を営んでいるが、父から事業を継承した後の経営継続と拡大を図るため、ヘルパー制度を効率的に活用すると共に、従業員を確保していきたい。
粗飼料基盤の確保と血統を重視した乳牛の更新を進め、1頭当たりの乳量向上と受胎率の向上を図り、収益率を高めていきたい。
農業は個人で取り組める規模には限界がある。酪農が将来に渡って経営基盤を確立していくためには、水田農業が集落営農方式に転換したように、酪農も法人化して企業的な経営に取り組んでいくことが必要と思う。
掲載日:2019年06月19日