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ごあいさつ

理事長挨拶

 公益社団法人岩手県農業公社は、平成14年に社団法人岩手県農地管理開発公社(昭和32年設立の株式会社岩手農地開発公社を昭和46年に解散して設立)と、財団法人岩手県農業担い手育成基金(平成3年設立)が統合し、23年目を迎えます。

 主な業務内容は、担い手の確保・育成、農地の集積・集約化及び草地等の造成整備や暗渠排水工事による水田の汎用化等の農地整備などです。

 具体的には、「担い手の確保・育成」では、新規就農者の確保と青年農業者等の育成を図るため、就農前から経営自立までの発展段階に応じた、総合的な支援を行っています。

 「農地の集積・集約化」では、農地中間管理事業により、農地の貸借を行い、規模拡大と担い手が作業しやすい農地環境づくりを行うとともに、特例事業として農地の売買により、担い手の規模拡大と経営の安定化を支援しています。

 「草地等の造成整備」では、地域営農の継続に必要な飼料生産基盤(草地造成・整備)と畜舎等を一体的に整備しています。

 「暗渠排水工事による水田の汎用化等の農地整備」では、当社独自のINK工法による暗渠排水の施工により湿田の乾田化を図るとともに、粗飼料生産を受託する営農支援事業を行っています。

 当社は、「みんなで支える岩手の農業 みんなで創ろう公社の未来 …日々改革 日々改善!…」をスローガンとし、本県食料の安定供給のための農地の確保及び有効利用を推進するため、県、市町村、関係団体等と連携し、本県農業の振興に向けた各種取組を進めて参りますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

 

 令和6年6月

公益社団法人岩手県農業公社  理事長  佐々木 隆