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地区別の事業状況

各地区別の整備概要は下表のとおりです。

農業競争力強化基盤整備事業[補助事業]草地畜産基盤整備事業
事 業
地区名
目 的 全体事業概要
事業費
(千円)
整備概要

畜産担い手総合整備型

いわて北部地区
(R2~R7)

 いわて北部地区(久慈市、九戸郡洋野町)の酪農、肉用牛生産は、基幹産業として位置づけられ、地域の振興上重要な作目と位置付けられている。畜産農家の戸数・頭数は、高齢化等により減少傾向にあるが、特に、酪農を継続する農家では経営規模を拡大する傾向にある。しかし、中山間地域のため粗飼料基盤が十分でないことから、担い手経営体や畜産経営支援組織である公共牧場について、基盤整備及び家畜保護施設の整備により、生産性、収益性の向上を図る。

948,831

基本施設整備

草地造成 28.46ha
草地整備 43.90ha
飼料畑造成 3.70ha
飼料畑整備 0.36ha
用排水・雑用水施設整備 1カ所 
施設用地造成整備 1.80ha

利用施設整備

家畜保護施設 2棟
飼料調製貯蔵施設 2カ所
家畜排せつ物処理施設(サイロ) 1棟
牧場用機械 8台

 

農山漁村地域整備交付金[交付金事業]草地畜産基盤整備事業
事 業
地区名
目 的 全体事業概要
事業費
(千円)
整備概要

草地整備型

八幡平地区
(R元~R6)

 八幡平地域の畜産業は、酪農及び肉用牛の生産は広大な草資源を活用して営まれており、市の農業産出額の約55%を占め、当地区農業の重要な基幹産業となっている。しかしながら飼養頭数規模をみると、小規模経営が多く、経営者の高齢化や労働力不足と相まって飼養頭数は減少傾向にある。そのため、地域農家から強く要望されている繁殖・育成センターを核とした担い手の育成と畜産主産地形成を推進する構想を進めることとしていることから、当該センターに供給する飼料の生産基盤を整備するものである。

191,842

基本施設整備

草地造成 18.44ha 
草地整備 36.06ha
飼料畑造成 8.03ha

草地整備型

田野畑地区
(R5~R9)

 田野畑地域の畜産業は、酪農を中心に古くから土地資源を生かした草地主体の畜産が営まれており、酪農が村の農業産出額の約40%を占める重要な基幹産業となっている。酪農家の集約・規模拡大は進んでいるものの、効率的な自給飼料生産や規模拡大に向けた育成施設の不足が課題となっている。
 そのため、酪農を中心とした畜産業の生産体制強化のため、公共牧場では、乳用育成牛の周年預託施設の整備により預託規模の拡大を進めるとともに、牧草地の起伏修正等による作業効率の向上により、良質な粗飼料増産を図る。また、個別の酪農経営体においては、粗飼料基盤の造成・整備により、飼料基盤の拡大と作業効率及び粗飼料自給率の向上を図ることにより、生乳の生産拡大を図るものである。

440,000

基本施設整備

草地造成 8.70ha 
草地整備 76.93ha
飼料畑造成 2.50ha
施設用地造成整備 0.40ha

利用施設整備

家畜保護施設 1棟
家畜排せつ物処理施設(堆肥舎) 1棟
家畜排せつ物処理施設(スラリー) 1式
牧場用機械 5台

草地整備型

一関第2地区
(R6~R10)

 一関市の畜産業は 農業生産額の7割を占める重要な産業となっている。畜産では、養豚や養鶏業の生産額が大きいものの、古くからの北上川流域の水田や中山間等の土地条件を生かした乳用牛や肉用牛が飼養され、地域内には大手乳業メーカーのプラントがあるほか、肥育牛では「いわて南牛」といったブランド牛も飼養されている。
 中山間の牧草地の多くは不整形で傾斜地にあり、収穫調製作業等の作業効率が低い要因となっている。また、市内にある乳用牛育成のための公共牧場は、放牧頭数の減少から利用方法の見直しが必要であり採草地として再整備が必要になってきているほか、草地の経年劣化等による生産性低下が課題となっている。
 そのため、担い手農家及び公共牧場の草地基盤の整備を実施し、畜産主産地として再構築を推進するものである。
106,600 基本施設整備

草地整備 32.01ha

畜産担い手総合整備型

奥州金ケ崎地区
(H30~R4)

 奥州金ケ崎地域は、飼養頭数・産出額ともに県内有数の酪農・肉用牛生産地域であり、また6次産業の取り組みも活発化している等、安定的な畜産発展が望める地域である。本地域において、粗飼料基盤の拡大や合理的な生産施設整備、及び畜産経営支援組織としての公共牧場整備等を通じ、生産性が高く経営体質の強い畜産担い手を育成することにより、TPP等の国際情勢の変化に対応しうる畜産主産地としての強化を強力に推進するものである。 355,046 基本施設整備

草地造成 17.29ha  
草地整備 2.01ha
飼料畑整備 1.00ha
道路等整備 104m
施設用地造成整備 0.90ha

利用施設整備

隔障物整備 967m
家畜保護施設 1棟
飼料調製貯蔵施設(サイロ) 5槽
家畜排せつ物処理施設(堆肥舎) 2棟
牧場用機械 6台

草地林地総合整備型

葛巻第二地区
(H29~R3)

 当地域は、岩手県を縦走する北上山系の北西に位置し、冷涼な気候に加え林野率が高い地域である。気象や地理条件を生かした酪農が盛んであり、現在は東北の市町村の中では乳牛飼養頭数は第一位となっている。しかしながら、中~小規模経営が大半を占める中、高齢化の進展や担い手不足と相まって飼養頭数は減少傾向にある。そこで、葛巻町では、酪農飼養強化の強化を図ることとし、山間・中山間地域における先導的な多頭経営体の創出や家族経営体の増頭を図ることにより、乳牛飼養頭数と生乳生産量を拡大を図るとともに合理的・低コストな酪農生産を通じて経営体質の強化を図るものである。 1,413,789 基本施設整備

草地造成 8.82ha
草地整備 5.13ha
飼料畑造成 0.42ha

利用施設整備

家畜保護施設 4カ所
飼料調製貯蔵施設(サイロ) 4カ所
家畜排せつ物処理施設(堆肥舎、尿溜、スラリー) 4棟

 

農山漁村地域整備交付金[交付金事業]畜産環境総合整備事業
事 業
地区名
目 的 全体事業概要
事業費
(千円)
整備概要

資源リサイクル型

久慈市夏井地区
(R元~R4)

 当地域では、共同利用の家畜排せつ物処理施設を設置し、畜産に起因する環境汚染の防止を図ってきた。しかし、施設が老朽化していることから、適切な修繕を行うことで施設の長寿命化と機能維持を図り、環境保全の推進と畜産経営の安定化に取り組むものとする。

273,540

ストックマネジメント

施設整備
 一次発酵棟補修 1式
 二次発酵棟屋根膜張替 1式
機械設備
 一次発酵棟機械設備 1式