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大槌町 小豆島 一欽   平成26年5月就農(就農7年目)

2021年第6号

 

小豆島 一欽(1)

大槌町

 小豆島 一欽

【就農時期】

 平成26年5月(就農7年目)

 

小豆島 一欽(2)

 

【経営概要】
 就農時:なす 2a
 現 在:農業法人の構成員としてピーマン13a他担当
【就農形態】 新規参入
【技術習得先】農大、先進農家等
【農地】法人所有
【活用した資金・事業】
 青年等就農資金、農業次世代人材投資資金(経営開始型、就農~2年間)
【就農計画作成指導】 役場、JA、普及センター等
【主な販売先】JA、産直等
【労力】1.5人(本人、パート等)
【資本装備】
 法人所有:ハウス6棟、動力噴霧器1台
 個人所有:トラクター1台
就農の動機やきっかけ
 東日本大震災後、地元に戻ることになったことと、自らの手で好きな野菜を作り育て、消費者に提供して喜ばれるように、
自分の仕事が直接結果につながる仕事をしたいと思い就農を決意。
就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

 役場、農業委員会等に相談して町内の農地を借りて就農。非農家出身の自分にとって農地の取得が壁となっていたが、担い手を求めていた地元の農業法人から声がかかり、就農から2年後に法人の構成員として参画。ピーマン他の野菜を担当している。

就農してみての感想

 農作物は私の作業を待ってくれない。適期に作業をしないとその後の生育や収量に影響する。

経営の特徴

 米とピーマンや冬野菜等の経営を行う農業法人の構成員として、主にピーマン他野菜を担当。

地域からの支援

 町、JA、普及センター等が実施する指導会、技術習得支援、簿記研修、助成など。

課題と今後の対応

 作業適期を逃さないように注意深く作物を観察して管理を行い、安定した出荷をする。

今後の目標

 震災後の復旧農地での栽培は思うようにいかないこともあるが、技術の向上を図り、安定した生産により収益を上げたい。

就農希望者へのメッセージ

 地域の農業者の中に気軽に相談できる人を見つけるといいと思う。非農家出身者はハードルが高いが、役場、JA、普及センター、 先輩農家などによく相談して、自分の描く夢を実現しよう。


掲載日:2021年06月01日