このページの本文へ

普代村 橋本 将太 平成25年(就農5年目)

【2017年第11号】

普代村

橋本 将太
平成25年(就農5年目)


経営概要

就農時:菌床しいたけ2棟
現 在:菌床しいたけ2棟

就農形態 新規参入
技術習得先 先進農家
農地 借地
活用した資金・事業 農業近代化資金、青年就農給付金(経営開始型)、県事業
就農計画作成指導 久慈農業改良普及センター
主な販売先 JA
労力 3人(本人、両親)
資本装備 ハウス2棟
就農の動機やきっかけ

 村外で働いていましたが、久慈地域の菌床しいたけ生産が盛んなことを知ったこと、将来的に家業である漁業とも組み合わせられることから、菌床しいたけ生産を始めることにしました。

就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

 就農2年前に、菌床しいたけ生産者のお話を聞いたり、ハウスを見せてもらう「現地見学会」に参加し、就農の決意を固めました。就農前には事業を活用して、1年間久慈市の先進農家で研修を積みました。

就農してみての感想

 研修は受けたものの、1年目は作業の段取りがつかめず四苦八苦しながら生産しました。

経営の特徴

 沿岸部の狭小な土地で、菌床しいたけを選択し集約的に農業を行っていること。

地域からの支援

 就農前には、先進農家に研修を受け入れてもらいました。また、就農計画作成、事業の活用や資金の借入に当たって、関係機関から支援いただきました。就農後は、農協とメーカーから技術面での助言をいただいています。

課題と対応方向

 収量アップ。そのために、特に温度管理に配慮する必要があると考えています。

今後の目標

 課題を解決して思うように収量アップしたら、増棟したいです。

就農希望者へのメッセージ

 1年目は、自分の予測が甘く大変忙しくなってしまったことから、農業は、自分が責任者で、自分の意志決定で仕事の段取りをしていかなければならない仕事ということを痛感しました。毎年失敗を振り返って、次の年は同じ失敗を繰り返さないようにしていくことが大事だと感じています。


掲載日:2019年03月17日