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盛岡市 佐々木 淳一 平成27年3月(就農4年目)

【2018年第1号】

盛岡市

佐々木 淳一
平成27年3月(就農4年目)


経営概要

就農時:ミニトマト 10a  ハウス4棟
現 在:ミニトマト 13a  ハウス6棟

就農形態 新規参入(家は販売のない農家)
技術習得先 盛岡市内先進農家(青年就農給付金準備型)
農地 所有地120a
活用した資金・事業 就農支援資金(就農施設等資金)、農業次世代人材投資資金(経営開始型)、ハウス建設は各種補助事業 
就農計画作成指導 普及センター、市役所
主な販売先 JA
労力 4人(本人、家族2人、雇用1人)
資本装備 ハウス6棟、トラクター1台、管理機2台、軽トラ2台
就農の動機やきっかけ

 畑の仕事が好きだったので、農業で生計を立てることを考えていた。盛岡市で開催された新農業人フェアに参加し、就農相談をして農業に進む話を進めた。

就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

 家の所有の農地で就農したので、農地や住宅に問題はなかった。ハウスを建てるための農地の整地、電気、かん水配管の工事に経費はかかった。資金は、サラリーマン時代の貯金のほか、就農施設等資金を活用した。

就農してみての感想

 農業経営の年間のスケジュールや、週ごと栽培作業のスケジュールは立てやすい。1日の忙しさは大変なものがある。時間の足りなさを痛感する。

経営の特徴

 JA出荷を基本にしている。普通の野菜を、大勢の普通の人に届けたい。スーパーなどで、たくさんの人に手に取ってもらい、日常の食卓にならぶような、普段使いの身近な野菜を提供したい。

地域からの支援

 農家が多い地区なので、早朝から農作業で機械が動いていることなどの理解は得ている。雇用は、現在、地区内の人を頼んでいる。

課題と対応方向

 販売額のアップが課題。中山間地という立地条件や雇用の確保を考え、規模の拡大をとるか、単収を上げるか、手法を検討している。

今後の目標

 収量の安定! 販売額のアップ!

就農希望者へのメッセージ

 準備万端で就農に向けての事を進められることは稀。(資金を十分に貯めてからと思っても、など)農業を本当にやる気があるなら、決断して突っ走ることも必要)。


掲載日:2019年03月19日