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八幡平市 齊藤 英哲 平成26年4月(就農5年目)

【2018年第2号】

八幡平市

齊藤 英哲
平成26年4月(就農5年目)


経営概要

就農時:りんどう 44a
現 在:りんどう 90a、水稲70a

就農形態 新規参入(親の農業経営とは別に新たな部門開始)
技術習得先 先進農家等
農地 就農時は賃借 現在は自作地
活用した資金・事業 八幡平市新規就農者等支援事業、農業次世代人材投資資金(経営開始型)、経営体育成支援事業
就農計画作成指導 普及センター、市、安代りんどう開発
主な販売先 JA
労力 3人(本人、両親)及び雇用(のべ60名・日)
資本装備 トラクター、動噴、軽トラック、軽バン
就農の動機やきっかけ

 近隣の農家からりんどうの収穫作業の手伝いを依頼された際、作業が楽しく、農業に魅力を感じたこと。

就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

 先進農家でりんどう栽培技術等を研修。農地の確保(農地情報の収集)

就農してみての感想

 経営開始初年目は、研修での作業と自ら栽培するのとでは全く異なり、計画的に管理作業が進まず、りんどうの生育が思い通りに行かなかった。2年目以降は前年の状況を反省して改善することにより、年々スムーズに作業が進められるようになった。

経営の特徴

 家族労働中心の経営となっていることから、栽培管理や収穫調製がしやすく、労力のかからない品種を選び作付けしている。

地域からの支援

 地域全体としてのまとまりがあり、生産技術も高いため、いつでも相談できる先輩方から有益なアドバイスをいただいている。

課題と対応方向

 規模を拡大したいと考えているが、労力やりんどう栽培に適したほ場の確保が課題である。

今後の目標

 目標収穫本数である30万本/年(単収4万本/10a)の達成と、その維持に向けた計画的な株更新を実践したい。

就農希望者へのメッセージ

 農業は自分の考えで工夫しながら作業を進めることができる職業です。就農後、さまざまな問題、課題が出てくるため、不安に感じるかもしれませんが、わからないことがあれば、先輩方や関係機関に相談し、教わりながらいろいろチャレンジしてください。


掲載日:2019年03月19日