【2018年第11号】

一戸町
渡邊 由季
平成27年9月(就農4年目)


経営概要

就農時:ごぼう種子60a、ねぎ種子10a
現 在:ごぼう種子100a

就農形態 新規参入
技術習得先 種苗会社
農地 借地100a
活用した資金・事業 農業次世代人材投資資金(経営開始型)、農業公社事業
就農計画作成指導 普及センター、町役場
主な販売先 種苗会社
労力 4人(本人、家族)
資本装備 トラクタ2台、ハウス2棟


就農の動機やきっかけ

一戸町出身ですが、非農家でした。ずっと一戸を離れていましたが、家族が倒れたのを機に主人と帰ってきました。子育てするなら自然豊かな場所が良いと思い、そのまま住むことにしました。何か仕事を、と考えた時、畑がたくさんある環境と、もともと家庭菜園が好きだったこと、種子栽培をしている友人から種苗会社の方を紹介してもらったこと等から、農業をスタートさせました。

就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

農地は、近所の人の紹介で借りました。機械は、知り合いから借りてスタートしました。就農2年目には、農業公社事業を活用して、トラクタを1台導入しました。

就農してみての感想

意気込んでというよりは、楽しくできれば良いなと思っています。自分で時間を自由に使うことができる点も良いところです。技術に関しては、買い取ってくれる種苗会社の方が、とても手厚く面倒を見てくれるので、まったく不安はありません。

経営の特徴

種苗会社との契約栽培により、冷涼な気候をいかして、ごぼう種子を栽培しています。気象変動により収量が大きく左右されることがないので、栽培のリスクは低いと感じています。

地域からの支援

近隣に種子栽培仲間はいませんが、地域の先輩農家等が相談にのってくれます。

課題と対応方向

ごぼう種子は、収穫時に小さな細かいトゲが飛び散るので、完全防備で作業をしても、入り込んだトゲが体に刺さるとなかなか抜けず、イガイガちくちくしてしまいます。そのため、人に頼みにくく、雇用の確保が課題です。 

今後の目標

将来は、他の種類の種子にも挑戦したいです。福祉施設と連携して、雇用の場の創出に寄与したい、という思いもあります。

就農希望者へのメッセージ

作業に追われることはありますが、気負わず、楽しみながらできます。また、ライフスタイルに合わせて栽培品目や栽培管理のやり方等を選べるのも農業の特徴だと思います。