【2018年第7号】

一関市
岩渕 美香
平成26年4月(就農5年目)


経営概要

就農時:ピーマン(雨よけハウス1.5a、露地3.5a)ばれいしょ2a、葉もの野菜1.5a(冬期)
現 在:ピーマン(雨よけハウス9.5a、露地1a)
ばれいしょ2a、葉もの野菜9.5a(冬期)

就農形態 親元就農
技術習得先 祖母、先進農家、指導会等
農地 自作地、借地
活用した資金・事業 青年就農給付金(経営開始型) 、地域経営資源継承支援事業(岩手県農業公社)
就農計画作成指導 普及センター、市役所
主な販売先 JAいわて平泉・産直
労力 2人(本人、姉)
資本装備 パイプハウス4棟、トラクター1台、ミスト潅水装置1台


就農の動機やきっかけ

両親は酪農経営であるが、自家消費分の野菜を作っていた祖母の手伝いをする中で野菜栽培に魅力を感じていた。祖母の高齢化とともに自分が野菜栽培の中心的な役割を担うようになり、祖母の勧めもあって、販売を目的とした野菜生産に取り組むことを決意した。

就農に向けた準備(農地、住宅、資金の確保等)

岩手県農業公社の地域経営資源継承支援事業を活用し、中古ハウスを導入した。自己資金でパイプハウスにミスト潅水装置を設置した。

就農してみての感想

農業は自然を相手にした産業であることから、大雨でハウスが浸水したり、強風でハウスの被覆が飛ばされたり、降雹被害を受けたこともあるが、作物は手をかけた分だけ見返りがある。毎日の管理作業では、鈴なりのピーマンが可愛くて話しかけている。

経営の特徴

自家堆肥を施用し、土づくりに心掛けている。細心の注意を払って、日々の肥培管理に努めている。JAの指導会には、必ず姉と二人で出席し、部会の仲間と積極的に情報交換して技術習得に努めている。

地域からの支援

生産部会の先輩農家からのていねいなアドバイスがある。関係機関による個別巡回と個別面談が定期的に実施され、技術面や経営面の助言・指導を受けている。

課題と対応方向

十分な潅水源(井戸と沢水)があり、またほ場排水は良好であるが、潅水量が安定していないため、電気ポンプを導入したい。青枯病などの土壌病害は発生していないが、斑点病やスリップスが発生していることから、早めの病害虫防除を徹底する

今後の目標

姉と二人の労働力では、現状の栽培面積が適正な規模。当面は、反収向上(現状8t/10a→目標10t/10a以上)と品質向上(現状AM率92%→目標95%)に努め、安定した所得を確保していきたい。

就農希望者へのメッセージ

農業は、努力すればその分の結果が返ってくる。今までのどの仕事よりもやりがいがあって楽しい。「女性の新規就農者、待ってまーす!一緒にピーマンを作りましょう!」